14さい差の不倫その最果てへ(サブ)

夢を追って上京したどこにでもいる21歳が2年後には不倫。 不倫相手は14歳差既婚男性、遊びのつもりの関係がいつの間にか、、、 ノンフィクション ⚠︎不快な思いをさせてしまう為、ご覧になる際は注意が必要です。 ご覧になる方は温かい目で見てやってください。

2020年06月




解消へと向かう私達であったが、


問題は次から次へと訪れるもので、今度は私の職場の話になる。



その時の私の職業は歌手だった。


都内で毎日、歌って踊って稼ぐ。


この頃の時給で言えば3,000円程。労働時間は長くて4時間。


激しい踊りで前髪が乱れた。腕の向きが僅かに違う。そんな些細なペナルティーもある事で収入が安定しない時も度々あった。


結局時給が上がっても給料形態から、中々稼げずに、その理不尽なペナルティー攻撃には憎悪がわきあがる程。


だからこそ、私はオーナーに憤りを感じていた。



職場ではメインにもなり、私が居なければユニットもままならない程、重要なポジションにもなれた。


当然、私のソロ活動、メンバーとの音楽活動よりも、夜の仕事に時間を割いたからこそ。


重要なポジションになった事で休むことさえ絶対に許されなければ、1日休む事で3日分の減給。そして、理不尽なペナルティー攻撃。


稼ぐ事が出来ない休めない仕事。

増えない収入に対して、更に増える準備と練習。


入店した子はオーナーの厳しさに耐えれず、次から次へと辞めていく。


また退社条件が兎に角厳しく、バックレるなんて事をしたら裁判にまで持っていく程の徹底ぷり。



唯一このお店で耐え忍べた理由、


某社長、会長、有名な芸能事務所の凄い方々の前で披露できる事。


凄い人達と触れ、経験値を上げる事が自分への向上心へと繋がっていたから。



しかし、いくら頑張ってもお金が増える事はない。



本来であれば掛け持ちすら禁止されていたが、



それでも生活がままならない以上致し方なく内緒で始めた。


その掛け持ち先の職場は、


K氏と同じ職場で働く事となった。





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始まりは、話を広げる程でもない些細な喧嘩。


いつものように2人でお酒をたしなんで、


夜中近くに帰宅した。


その頃には酔っ払い2人が出来上がっている。


いつもと少し違ったのは、私があまりにも上機嫌で、歌を歌ったか


或いは


元々声が大きい上に煩くしてしまったか


余りにもしょうもなさ過ぎて記憶にも残っていない程。


その後は、

K氏に注意されども私が聞く耳を持たず


苛立つK氏に強く指摘された事で逆上し更に騒ぎ立てた。


そこから私が暴言を吐き、茶化しおちょくり、K氏の手が出てしまったというのが事の発端。


本当に書いているだけで恥ずかしくなる程の失敗談。


主に私の素行が悪く反省する点は多々ある。



良くも悪くもこの惨劇で


互いの存在意義を見直す形にもなり、変わる努力をした事で、今まで溜まっていた鬱憤も少しずつ解消へと向かった。




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K氏への『愛』は、良くも悪くもこんな形で芽生え、始まりでもある。



ドス黒く狂った感情。



本格的に狂い出した私達だが、



元々サイコパスな要素を持っていた事には変わりない。



何があっても互いを受け入れ合えると感じた事で


私達でないと関係を築いけないと求め合った。



どんな事があっても離れる事はないとも思った



この喧嘩で、私達の強い想いを新たに認識する様な出来事。



周りから見れば普通ではない。



私達が狂っているとしか言いようがないのかもしれないが、


K氏と奥さんが重ねてきた年月より、この短期間でより深い絆になったのだという実感がわいた。




結局の所、殴り合いまで発展した喧嘩の原因だが大した事のない



ほんの些細な事だった。


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突然の別れを告げられ、立ち去ろうとしているK氏を引き留めた。



頭での整理よりも体が動く。



それでも私自身、理解が追いついていない事は沢山あった。色々な感情があるなか



『わかれよう』



K氏も何故こんな発言をしたのかは、叩いた罪悪感からだろう。


私と一緒にいたい、

だが手を出した事で一緒にはいられないという気持ちはひしひしと伝わってきた。



本来であれば互いに1人で考える時間は必要だったのかもしれない。


引き留めてしまったのは、もう二度と会ってくれなくなるかもと思う恐怖の方が勝った為。


今回の出来事で、多少なり恐怖心もあったが、好きな事には変わりなかった。




でも、手を出された事で気づけた事もある。




続きは『123:狂気な女』でご覧下さい




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起床した午前9時頃。


目に当てられた氷水を外し辺りを見渡すと、目の奥がじんわりと熱く、感じた事のない鈍い痛みが押し寄せる。




K氏は寝ずに私の目に氷水を当て看病してくれていた様子だった。




「おはよう。」




「お…おはよう。」




少しぎこちない私達。




何と声をかければいいのか分からない。




そんな空気感の中、次に口を開いたのはK氏の方だった。






「もう、別れようか…」






唐突過ぎるK氏の言葉に私の頭は全く追いついていない。




だが、互いに及んだ行為を考えれば取り返しのつかない事をしたのは間違いなかった。








それでも別れたくないと思う自分がいる。








すぐに返事を返せずにいると、K氏はもう玄関の扉の前にいた。




私は、すかさず引き留めK氏の服を引っ張り強引に部屋の中へ連れ戻した。




話し合いは何時間にも及んだ。






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勿論の事だが叩かれた際は、酔っ払っていた事もあり腹が立った。


私もすかさずK氏の頬を殴り返し、







続きは『121:ヒステリック』でご覧下さい


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