14さい差の不倫その最果てへ(サブ)

夢を追って上京したどこにでもいる21歳が2年後には不倫。 不倫相手は14歳差既婚男性、遊びのつもりの関係がいつの間にか、、、 ノンフィクション ⚠︎不快な思いをさせてしまう為、ご覧になる際は注意が必要です。 ご覧になる方は温かい目で見てやってください。

2020年05月



社長から、夜中のピアノレッスンの提案に、当時のK氏には考えていた事があった。

音楽活動を考えると、社長と縁はあった方がいいが、無理矢理キスする相手と相手マンションでのレッスンは危なくないのか?という疑問だ。

私は、仕事として毅然と対応する事や、私の考えを伝え、心配するK氏をなんとか説得し、レッスンをスタートしたのが始まりだった。


私としては、安くも金銭が発生する事や、社長の幅広い人脈から音楽関係の紹介をしてもらい、夢に近づく様な事も期待していたが…

結論から言えば、社長はいつまで経っても恋愛対象の相手としか見てくれなかった。

だからこそ、口では甘い未来予想図を話はされるが、音楽活動に対して進展する事は無く、常に平行線。

更には月日は進むも、社長は好意故の身にならない姿勢で取り組む事も多く、困っていた。

今振り返ると、社長を尊敬していたし、お世話にもなった。だからこそ、私は周りが見えていなかったのかもしれない。




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社長の方が付き合いが長いのに対し、K氏との時間を優先させた私。

一言で言えばK氏に夢中なのだが、居心地の良さや、楽しさ、信頼度が圧倒的で、差は歴然だった。

これは、モテる人とモテない人の差なのだと感覚的なもので感じていた。


そして遊ぶ頻度が激減した事で、次に社長が打って出た行動はピアノのレッスンだった。

当時の社長は、純粋に学びたい気持ちからだと思っていたが、そんな事はない。

会う口実だと分かるまで、そう時間は掛からず、夜中にレッスンをしてほしいと頼まれた所からだ。

普通はおかしい?と気付くだろうが、社長と飲みに行く時間帯が夜中からがお決まりだった私にとっては、予定が詰まり忙しいと思い込んでいた。

しかし1回目のレッスンで、社長は明らかに飲み帰りだった事から、流石にやる気はあるのかと思っていた部分がある。

その時のK氏には、夜中にレッスンがある事はもう伝えており、嫌そうな顔をしながら「仕事ならいいんじゃない?」と言われ夜中のレッスンをしていた。

少し悩んだ私だが、お金を稼ぎたいと思っていた事もあり、何度かレッスンをする事になる。

しかし、ここでもK氏とトラブルに発展する事になったのだ。


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トラブル発展しすぎ
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A君との話はここで一旦完結し、ここから同時期に言い寄られていた社長の事も、話に触れていきたいと思う。



都内一等地にタワーマンションを持ち、K氏より7つ歳上のバツイチ、某社長。

歳はかなり上だが、見た目は30代に見える程の若々しさで、芸能人に例えるならT.M revolutionの西川に似ている。

社長との出会いは、働いていた芸能人も来るカラオケバーがきっかけだった。
その後、飲み仲間として定期的に夜の街に繰り出しては飲み明かし、タクシー代をもらい朝帰りがお決まりのパーリーピーポー。

社長の印象と言えば、ただ誰かと騒ぎ散らし飲む事が好きな人。

一方で私は、音楽活動の事考え、出会いの場であったり人脈を広げる目的もあり、社長に甘えていた部分もある。

ただそんな社長に、不意打ちにキスをされたことがあった。
当然激怒をした私だが、好意に気づかなかった私も悪い。社長からも誠意ある謝罪もあり、この一回は水に流す事にした。

だが、プライドを傷つけられた社長は、この時期を境に口説き落とす事が目的になったと感じている。

好意がある事を自覚しつつも社長から離れずに居たのは、地方から上京し音楽で成功する為なら、と思った私の浅はかな考えから。

女性を落とす王道パターンで攻めに攻めてくる社長。
高級な食事や、ドライブ、お金にモノを言わせた下品な口説きで、攻めてくる社長だが、私はそれに全くなびく事はなかった。

身体を売ってまで、夢を叶えるのは違うと思っていたし、何よりも恋愛対象として見れなかった。

ただそれでも、人脈や歌での成功を最優先していた事もあり、相手に好意があるのにもかかわらず、誘われてマンショに行く事もあった。

その後、K氏と出会ってから週3〜4と遊ぶ様になり、社長と遊びに行く頻度はかなり減ったが、社長とは定期的なやり取りは続けていた。




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次の日。
朝起きると目が重く、開かない。

二重だった線は一重になる程、目は腫れていた。

冷静になり考れば、不倫に対しての罪悪感は緩やかにやってきた。


昨日の話を頭で要約すると、私が考えてなさすぎる事は容易なのだ。


それと同時に、強く自覚してしまったモノもある。


それは、K氏の事がたまらなく好きだという事。


離婚して私と一緒になって欲しいと。


強く、強く、感じてしまう程に。



しかし、あんな事があったのだから失望されたのだろう。


積み上げてきた関係がいとも簡単に崩れて落ち、今まで向けられていた想いも、全て失ってしまった。大切なモノに気づいてからでは全て遅すぎたのだ。


もし、K氏ともう一度やり直す機会があるとすれば、身辺整理と共に、私の中で関係をハッキリさせる必要があるのかもしれない。


もちろん私が中途半端な事をした事が原因で、さすがにこんな事があった後では、A君とも続けていける自信もなく、好きになる事もないだろう。



そんな想いを巡らせる
私の横で、K氏は布団の中で眠っていた。



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涙を流す私に対し、黙ったまま見つめるK氏。

結局何が悲しくて泣けてくるのかなんて、世間体から見ても、K氏の中でも、私は1番にはなれない事。

そう思うと私の重い口が開き、今まで言えなかった事、込み上げる思いを全てぶちまけた。

嘘をつき隠した事で、K氏を傷つけてしまった事への謝罪。

言い訳になるが、他の人を見ていないと、好きで居続ける事が苦しいと思っている事。

『好きな様にしていいよ。』と言うのになぜ怒っているのか。

他にも色々あったが、主に聞きたかった事だ。

少し声を荒げてしまった私に対し、K氏は最後まで話を聞いた後、荒げる様子もなく静かに語った。

嘘ついて遊ばれた事で自分ではなくても代わりがいると思った事。

K氏自ら身を引く事で、私の将来・まっとうな人生を歩んでほしいと考えていた事。

年齢差による弊害や、K氏自身の家庭など総合的に考えると、お互い最も痛みが少ない決断だったのかも知れない。

しかし、私は好きになりすぎた分聞き分けが良いわけではなかった。

世の既婚女性からすれば、こんな決断は間違っているが、私は私の我が儘でK氏との関係を続けたい。

異性と遊びに行くことや、今後嘘をつかない事を改めて、K氏と戻りたいと懇願した。



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K氏に別れを告げられ、走馬灯の様に巡った。
そんな中でいくつも助けてもらった事が頭に浮かんだ。

それだけではなく、大袈裟かもしれないが生きる術を学んだのだと思う。


正直言って、自分の人生観や価値観を考えている気になっていたが、モノの本質が見えておらず浅はかだった。

年を重ねれば大人になれるなんて考えはないが、当時の私は、恋愛と仕事の両立なんて器用さも持ち合わせておらず、他の人よりも失敗した数は多いかもしれない。

音楽活動や仕事もだが、そもそも人間関係に関してもちゃんと向き合えているのか、自分は成長しているのか自信がなかった。

そんな考え方や、モノの本質を考えるきっかけをくれたのは彼だ。

私の存在価値を見出し、仕事の価値観を変え、世間体では不倫は悪い事だと言われているが、私は不倫した事で奇妙な話、まだまともになれた。

今まで沢山の人達と出会う機会は多かったが、自分に影響を与えてくれる人間なんて、一握りなんだと思う。

それがK氏の魅力でありそう思うと、この時点では私の我が儘でも、離したくない。

更に欲を言えば、奥さんより、色んなK氏を1番近くで見て、ただ笑い合って、一緒に成長できる存在でありたい。

でもそれは元から叶わない。

今までの矛盾した行動や、抱えていた思いを自覚した事で涙が溢れた。



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